第二子誕生、4人家族に。

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新月の夜、次女が誕生しました。

お産ラッシュの夜だったため、私を含めて4人のお産が同時進行。

助産師さんは初産の方のサポートに回っていたため
2人目出産の私はだいぶ放置されていました(笑)

備忘録がてらの出産記録です。

夕方〜19:30

朝から頻繁に張るような感じはあったものの、そのまま夕方に。

17時頃から「少し痛いかも?」「どうも10分切ってる!?」と思い、長女をお風呂に入れつつ自分も入り、夕飯を食べさせる。

こんなことするあたり、1人目の時と違う落ち着き方だなぁと我ながら思う。

19:30に病院へ。

ぺん
多分、陣痛だと思うんですよ〜、多分

くらいの感覚でしたが、経産婦ということもありそのまま入院。

前日の妊婦健診で3cmだった子宮口は、4cmほど開いていました。

20:30

病院にきたことで安心したのか、1時間もすると

ぺん
あぁ、痛いわ、これ、ああぁ、
またあの痛み再来か、なんてこった…

くらいに順調に進む。子宮口6cm。

本来、産むはずだったLDR(陣痛〜分娩〜回復までできる部屋)はおろか、
陣痛室、手術室も全部妊婦さんで埋まっている状況。

助産師
ここで産むことになりそうね

“ソファのあるくつろぎの空間で、お好きな音楽を聞きながら、アロマを焚いて、家族とともに新しい命の誕生を・・・”

という謳い文句のLDRとは程遠い、ただベッドがあるだけの3畳ほどの処置室で分娩準備が始まる。

まぁ、無事に生まれればこの際どこでもいい!

21:00

分娩道具を手早く準備する助産師さんに

ぺん
今日生まれますかね?

助産師さん
生まれる生まれる!破水でもしたらすぐよ〜

そして、あっという間に消える助産師さん。居てくれないのか〜い!

21:40

相変わらず全然来ない助産師さん。

隣の陣痛室から上がる叫び声。

ぺん
お隣もなんか産まれそうな感じだけど、呼んでいいのかな〜。結構辛いけど、もう少し我慢しとこうかな〜

ベッドの上にあぐらで座り、陣痛の波に合わせて、ひたすら「ふぅ〜」っと息を吐いて耐える。

夫に腰をさすってもらう。

下手すぎて余計痛い。

ぺん
ありがと、やっぱいいわ

お茶を口元に運んでもらう要員として頑張ってもらう。

赤子が頭をグリグリ押し付けて来る感じが分かる。

ぺん
いきみたい感じって、このことか!

とガッテン。

一人目は陣痛促進剤がよ〜く効いて、ほとんど波のない痛みに耐えるのが精一杯。
「いきみたい感じ」というものがなかった。

22:00

ひたすら2,3分間隔で襲ってくる痛みに、思わずウゥゥゥッ〜と声をあげてしまう。

疲れてだんだん面倒くさくなり、早く産んでしまいたい気持ち。

でも、お隣の陣痛室もいよいよ佳境に入っているような気配。

今、呼んでいいだろうか・・・と迷っていると、グンッともう一段階、赤子が下がったような感覚。

ぺん
あ、あか〜ん!もう無理!!これ出てくる!
とナースコール。

飛んできた助産師さんは、他の助産師さんと慌ただしく電話でやり取り。

助産師
陣痛室が発露、こちら全開です!
はい!じゃあわたし、こちらに付きますんでぇぇぇ!!

隣も今にも生まれそうらしい。(実際この後すぐに赤ちゃんの泣き声が・・・)

ぺん
手が足りないところスマンな。
しかし、もう我慢ならねぇぇええ!

22:18


助産師さんを呼んで4,5回いきんで、すぽぽーん!

という出産劇でした。

あまりの展開の早さに、夫はカメラを持って呆然と立ち尽くしていました。
(かろうじて生まれる瞬間は撮れてた…)

35時間がかりで最後は陣痛促進剤で押し出され、汗だく疲労困憊、出血多量で貧血を起こした長女の出産に比べて

今回は無駄な体力を使うことなく、自分のペースで産めたって感じです。

お股も無事(←これ、産後のQOLに重要。長女の時にザクザクに裂けて1ヶ月は辛かったので)

お産って、その時その時で本当に違うものだな、と身を持って思い知りました。

こんなこと言うのも変なのかもしれないけど。

この出産、楽しかった!

新生児かわいい

2年ぶりの新生児は、とても軽くて儚くて。

抱っこしようと持ち上げる度に思った以上に軽くて、自分の気合とのズレが生じる。

階段がもう一段あると思ったのになかった時のような
スコッと抜ける感覚(←あれはなんていう現象?)を何度も味わっています。

まだお猿さん顔だし、手足もごぼうみたいに細いけど、それもまた可愛い。

コロナコロナで、何かとピリピリしてしまう世の中ですが、貴重な新生児期をしばし楽しみたいと思います。

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