築年数の浅い家なら、ほとんど付いているであろうカメラ付きドアホン。
築35年オーバーの賃貸の我が家には、そんな素敵なものはないです。
ピンポンのボタンだけ。
でも、インターホンがない家は、ピンポンすると玄関のドアを開ける確率が高く
セールスマンにとっては格好の標的だそう。
玄関まで行きドアスコープを覗いて、
明らかな営業や心当たりのない来訪者は居留守も使うのですが・・・
隔てるものはドア一枚。向こうの人には気配でバレバレ。
小さい子どももいるし、防犯的にも見知らぬ来訪者を応対したくありません。
そこでずっと導入したいと思っていた「モニター付きドアカメラ」を取り付けました。
Contents
カメラ配線不要のドアモニを購入!
買ったのは、パナソニックの ワイヤレスドアモニター VL-SDM310
「モニター付きドアカメラVS-HC400-W」が販売中です ▼
「モニター付きドアカメラキット VS-HC400K-W」もあります▼
付属品は
- ワイヤレスドアカメラ(単三アルカリ電池4本使用)
- モニター親機
- モニター用台座
- 六角レンチ、スペーサー、両面テープ、説明書
手に入れたら、すぐに取付け開始できます。
カメラの取付けは、付属のレンチ一本で簡単!
このモニターが取り付け可能なドアは、厚み30~50mm。
ドア上部と、ドア枠に1.5mm以上の隙間が必要です。
カメラと親機をドアに引っ掛ける形で乗せ、金具と強力な両面テープで固定。
うちのドアには、上部に少し窪みがあったので、
スペーサーと厚みのある両面テープで調整しました。
<玄関外側>
カメラは悪目立ちしない大きさ。
<玄関内側>
ドアの開閉でズレたり落ちることのないよう、しっかり取付けます。
モニター親機はコンセント接続※となりますので、ある程度固定された場所で使用することになります。
我が家は、モニター用の台座は使わず、強力両面テープで柱に固定しました。
※現在発売中の後継機 VS-HC400、VS-HC400Kは充電池内蔵のため、常にコンセント接続する必要はありません。
ドアモニ、レビュー!
モニターの映り具合は十分
ドアの上部に取り付けますので、上からの映像。
カメラの角度こそ変えられませんが、ドア上部でスライドさせて位置決めすれば、
ある程度満足いく範囲は映るでしょう。
気になる画質ですが、これだけ写れば十分かと。
顔にはボカシを入れていますが、郵便局や宅配、知人、セールスなのか、十分判別できますよね。
(3枚目は怪しいヒト。たまたま玄関近くで物音立てたタイミングで来たので、居るのがバレて
「ご挨拶に来ました~」と言いながら何度もしつこいピンポンでした・・・まず名乗れ!(怒)出ないけど!)
なお、真っ暗の時間帯は、外の電灯がついていないとカメラにも何も映りません。
賃貸の場合、たいていは外廊下の照明がタイマー管理されているのですが、そうでない場合は注意です。
モニターの起動速度も、合格
モニターの起動は好きなときに手動でもできるし、
後述のチャイムリンクという機能を設定すれば
ピンポンに反応して自動で立ち上がります。
その間、5~6秒くらいでしょうか。
チャイムリンクでの自動起動なら、モニターの前に着く頃には大抵映っています。
チャイムリンクの反応確率は70%くらい?
チャイムリンクは、自宅の「ピンポン」音を登録すると
その音に反応して自動的にモニターを起動・撮影する機能です。
特殊なチャイム音は登録不可ですが、一般的な「ピンポン」なら大丈夫なようです。
チャイム音は数パターン登録するものの、
押し方によっては反応しないこともあります。
うちのは古い呼び鈴なのため、「ピーンポーーーン」と無駄に長く押されたり、逆に早すぎたり、「ピンポンピンポン」と2回押す、せっかちなのはダメみたい・・・
チャイムリンクが反応せず、ボタンを押してカメラ起動すると少しタイムラグを感じます。
でも、訪問客は大抵少し待っていますし、相手はたぶんそこまで長く感じてはいないと思います。
マイクつきで通話も出来る
マイクが付いていますので、会話も可能です。
モニターから玄関まで少し距離がある場合や、
出れないけど話さなきゃいけないときに便利。
受話・送話音量も調整可能です。
スマホ連携でアプリでも確認可能
専用モニター以外にも、専用アプリをダウンロードしてWi-Fi設定をすれば、
スマホやタブレットから玄関の様子を確認したり、応対(通話)も可能です。
スマホアプリは、チャイムリンクに反応して自動起動する設定に。
たまに反応しないけど、そのときは宅内では手動でカメラ起動。
部屋にこもっている時に、わざわざモニターまで行かなくていいし、
コタツに寝転がったまま来客応対もOK! 最高です。
外出先でも来訪者確認
設定をすると、不在時に訪問者があってチャイムリンクが反応した場合、スマホにカメラ画像が送信されます。
外出先でも来訪者がいたことがわかるので、防犯的もいいですね。
yahoo!メールでの登録
旧型機VL-SDM310の設定ですので、新型機を検討の方は読み飛ばしてください。
わたしは外出先でもちょこちょこ確認するyahoo!メールで登録しました。
メールサーバー登録にちょっと難儀しましたが、これで上手くいきました。
- 送信元メールアドレス⇒ 自分のyahoo!メールアドレス(xxxx@yahoo.co.jp)
- SMTPサーバー⇒ smtp.mail.yahoo.co.jp
- ポート番号⇒ 465
- セキュリティの種類⇒ SSL
- SMTP認証⇒ 「する」を選択し、自分の yahooのID・パスワード
なお、モニターからアドレス登録しようとすると
アルファベットを1個1個選ぶ必要があります。
失敗すると最初からやり直しなので、面倒臭くて発狂!
アプリから設定するのが楽です。後から気づきました(泣)
ドアカメラ、満足です!
ずっと「あったらいいな」と思っていたドアカメラ。
玄関のドアスコープを覗かなくても来訪者を確認でき、安心感が格段にアップしました。
また、小さいお子さんがピンポンに反応して返事をしたり、ドアを開けてしまい
「怪しい営業にも居留守を使えなかった」という話も聞きます。
子どもが小さいうちから、“来客があったらモニターを見てから応対”という動作を基本にするためにも、取り付けてよかったです。
後付けなので、引っ越しの際にも外して持って行けるのも便利。
実際我が家も引っ越しましたが、新居にも簡単に移設できました。
不要な来訪者と、不毛なやり取りをしなくてすむドアカメラ、
セールス・勧誘に悩む方、女性の一人暮らしにオススメですよ!